日本人にも馴染みの深い
お釈迦様
大仏様の姿で色んなとこで見てますから
なんかすごいなって漠然とした
イメージですよね
じゃあこのお釈迦様ってどんな人だったのか
そしてどんなことを教えてたのか
これに関しては
よくわからない人の方が
多いと思います。
実はお釈迦様の教えは
究極的に言って3つしかありません。
これをお寺の人に見られると
私はお叱りを受けてしまうかもわかりませんが
あえてお話しますね 笑
まず1つ目は
因果があるよってことなんです。
因果って聞くと
なんかおどろおどろしい
ものを考える人もいると思うんですけど
因果って怖いものじゃないです。
因果って原因と結果ってことです。
全てのことは原因があって結果があるよ
ってことです。
オレンジ絞ったらオレンジジュースが出てくる
ってだけの話ですから
これは別に怖くもなければ
罰でもない
ただ自分の因果は自分だけのもの
冬の寒い朝
あなたの代わりに
おしっこに行ってくれる人はいません 笑
しかしその因果を商売にしてる人がいるから
皆さんの中に因果って聞くと
過去世からの因縁みたいなものを
思い浮かべてしまうんだと思うんです。
だからまず1つ目は
この世の理を言っているんです。
そして2つ目は
この世の全てには
構成要素がある
これはどう言うことかと言うと
缶コーヒーってありますよね
あれは缶とコーヒー豆と
砂糖とミルクと水
で、できているんです。
ではそこから缶を取ってしまう。
するとどうでしょう。
もうそれは缶コーヒーではありません。
これが構成要素です。
だから不幸な人は不幸な構成要素で、できているんです。
笑顔がないとか
ブスッとしてる
声が小さい
いつも地味な服着て
髪も汚いとか
こう言うことが集まって
不幸な人ってものを
作り上げてるんですよ。
だからこの構成要素さえ
崩してしまえば
人間の人生はその一瞬から
もう変わってしまう。
不幸な人が笑顔にするだけで
もう不幸な人では
いられないんです。
これが2つ目ですね。
そして最後
この3つ目が一番大切かもしれません。
それは
どんなことがあっても
幸せそうな顔をして生きる
そうなんです。
実はお釈迦様って本当に大天才で
生まれた時
7歩歩いて
両手の指を
上と下に向けて
天上天下唯我独尊
って言ったんですよ。
意味は 我より上にも下にも偉い奴はいない
ってことなんですけど
これ一生一回
この時だけ言いました。
本当に私が生まれた時とは
えらい違いです 笑
こんなお釈迦様が大人になって
29歳で出家して
菩提樹の下で悟りを開く
その時、本当にこう
宇宙霊から先祖の加護から
あらゆる森羅万象を
読み説いたんです。
ただ注意があるんですが
お釈迦様ってもともと哲学者ですから
宗教家ではないんです。
だからこの話も宗教とは関係ありません。
それで悟ったんですよね。
そしたらどうなったか
何も変わらないんです。
厳密に言えば悟りを開いたんですから
変わってますよ 笑
ただそれでも日々を生きていくことは
変わらなかったんです。
お釈迦様ってすごい数の弟子がいて
その弟子が
お師匠様どうしましょう・・・
って毎日問題を持ってくるんです。
それに対して
これはこうだよって
仏の顔で解決していたんです。
てことは修行をして悟りを開いても
明るく笑顔で生きる
以外の方法ってなかったんです。
だから確か80いくつで
亡くなったと思うんですが
あの当時にしてはものすごい高齢なんです。
そんな人が
本当に死ぬ直前
涅槃に入ってまで
弟子が
何かお言葉を ってやって来てたんですよ。
それに対して幸せそうな顔で答え導く
これをやり続けて
最後、それまで世の中を苦であると悟れ
と言っていたお釈迦様が
入滅すときに沙羅双樹の木の下で
言った言葉が
世の中は美しい
これなんです。
もちろんこれは究極ですよ?
ただこういうことをし続け
皆に教えたから
あの人は神の位まで上がったんで
我々も全く
条件は同じなんです。
悟ったからって
変な超能力があったって
結局、人間関係の中で
生きていくしかないんです。
それをするのに
どんなことがあっても
辛い顔するんじゃなく
幸せそうに笑顔で生き
また人が聞いてて嬉しくなるような
言葉を話す
これが本当の修行なんだと思ってます。
本当に私も未熟で、できません。
だからこそやるんです。
そして未熟なりにも
何か皆さんのお役に立てないだろうかって言って
こうやって話してます。
どうも読んでいただきありがとうございます。

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